スズメバチの対処・安全な駆除方法

スズメバチ

スズメバチの駆除を自分で行おうとする場合、スズメバチの生態についてのある程度の知識や、駆除方法を知っておかなければなりません。
それでは、スズメバチの対処や、安全な駆除方法はどのようにすればいいのでしょうか。それらについて解説させていただきます。

スズメバチに刺されないようにする基礎知識

目立つ行動をしない

スズメバチは、敵と判断した相手に対して攻撃をしかけてきます。特に、凶暴な種類のスズメバチにおいては、ちょっと目立つ行動をしただけでも毒針を刺してくる傾向があるのです。そのため、目立つ行動をしないことが、刺されないための方法となります。

スズメバチに意識されないようにするためには、まず巣に無闇に近づかないことが大切です。そして、手を横に振ったり、体を左右に動かすことにも強く反応を示しますので、体をあまり振らずにゆっくりと後退するようににげましょう。

パニックに陥ってついつい目立つ行動をしてしまいがちですが、勇気を持って静かにスズメバチから距離を取ることが有効なメソッドになります。

攻撃されやすい服装に気をつける

ハチは濃い色に反応をします。そのため、黒い服であったり、黒い髪に対しては過剰な反応を示すことがあり、襲われやすくなってしまいます。

日本人は基本的に黒い髪の人が多いですから、帽子をかぶるなどして黒を目立たないようにします。また、服装の面でも、できるだけ濃い服は着ないようにしましょう。そうするだけで、スズメバチからの注目度を避けられることが可能です。

しかし、どれだけ薄い色の服を着ていても、目立つ行動をしていたのでは意味はないですのでその点には注意してください。

自分でスズメバチの巣を駆除する方法

必要な道具を用意する

スズメバチやその巣を自分で駆除することは可能です。しかし、それを行う場合、十分な準備をしておかなければなりません。その準備としては、必要な道具を揃えておくことが大切です。

必ず用意しておく道具としては、防護服、手袋、長靴、顔を守るネットなどが挙げられます。これらハチに刺されるのを防ぐための防護用具は、必須アイテムとなるので確実に用意しておきましょう。

また、ハチ駆除を行うスプレー材なども用意しておく必要があります。
防護服においては、お住いの市町村役場で借りることができる場合があります。気になる方は問い合わせをしてみてください。以下のような自治体のホームページを見てみましょう。

横浜市 健康福祉局 [生活環境] [生活環境衛生] [ハチ]

ハチ駆除用防護服の貸出しについて/和泉市ホームページ

駆除剤を用いて巣を撤去

スズメバチの巣を駆除する場合は、駆除剤を使用することで大きな効果を得られます。

巣の撤去を行う場合、スズメバチが活動的になっている時にそれを行うと、防護服を着ていても被害に遭う可能性を否定できません。そのため、駆除剤を用いて予め巣の中や付近に入るスズメバチを退治しておくのです。

駆除剤をうまく用いれば、とても安全に蜂の巣を駆除できます。ですので、駆除剤をうまく使えることが、自分で駆除できるかどうかを左右する部分となります。

 

蜂駆除の業者に頼む際のポイント

口コミでの評判を聞く

スズメバチの巣の駆除は、自分で行うだけではなく、蜂駆除業者に依頼することもできます。この場合、自分は危険な目に遭わなくても良いですので、安心です。ですが、業者に作業を依頼する際には、気をつけるべきポイントがあります。

まず、質の悪い蜂駆除業者に当たらないために行っておくのが、口コミでの評判を聞くということです。蜂駆除業者の評価は、実際に作業を受けたお客さんが下すことができます。ですので、作業を受けたお客さんの生の声、口コミは、駆除業者選びの大きな指標となります。

口コミで高評価を得ている業者はハズレである可能性がかなり低いです。そのため、口コミでの評判の情報収集を行っておきましょう。

保証の有無を確認する

蜂の巣は、駆除をしたとしてもすぐに新しい巣ができるというケースも少なくありません。また、蜂を完全に駆除できていない場合、蜂が同じ場所に巣を作るということも多いです。

そのため、

保証期間については、業者によって設けている所とそうでない所があります。そして、保証期間を設けている所ほど、優良な業者であることが多いです。このようなことから、保証期間の有無の確認はとても大切です。

できるだけ、保証期間がついている業者を選び、そこに作業を依頼するようにしましょう。

まとめ

スズメバチを駆除するには、今回紹介したような方法や、気をつけるべきポイントがあります。
蜂の巣の駆除については、場合によっては自分の命にも直結することです。そのため、とにかく慎重に行い、できるならば、スズメバチの巣を駆除してくれる専門業者に依頼するようにした方が良いでしょう。